CONCEPT
コンセプトレーベル「ビイドロ」とは
コンセプトレーベルとは明確な世界観やテーマに基づいて展開されるレーベルです。脚本家「マリウス祐」が手がけたコンセプト「異和感」をもとに、総合監督「多田祐貴」がビジュアライズしたレーベルが「ビイドロ」である。共通の世界観を基に、「アニメ」「小説」「漫画」「展示」などのマルチメディアに展開していきます。所属アーティストは全員「異和感」の世界の住人で構成されている。
WORLD
あの日舞い落ちた星々が、日本を極彩色に染めた——
平行日本
時代背景舞台は現代(2025年)に近しい、もうひとつの日本。 1975年、琵琶湖を中心に突如として隕石が降り注いだ。オイルショックで揺れていた日本に追い討ちをかけ、甚大な被害をもたらしたが、復興が進んだ1977年、隕石由来の新鉱物「ソニサイト(超磁性鉱物)」と「トヨタイト(超伝導体鉱石)」が発見され、急速な技術革新が幕を開ける。 政府は引き続き内閣が統治しているが、採星開発(隕石由来鉱物の採掘・研究)で急成長したSonusグループとToYovaグループが財政面で深く絡み合い、事実上の三つ巴構造を形成している。 軍事面では、両鉱物から開発された超小型電磁増幅器「vitros(ヴィトロス)」が要となった。ToYovaは水の電気分解から爆発的な動力を引き出す「風水エンジン」を、Sonusは磁界操作によって物質を振動させ光を屈折させる「磁界変調機構」を独自開発し、それぞれの勢力圏を広げている。
名古屋
主人公の地元平地に広がる、ほどよく都会な街。高層ビルは少なく開放感があるが、インフラは整っており決して田舎ではない。 住人はおおらかで人情味があるが、ハンドルを握った瞬間に人が変わることで知られている。日本の地理的中心に位置するため各地の文化が混ざり合い、音楽的にも独特のハイブリッド感がある——クセのある変拍子や変調が自然に生まれる土地だ。
東京
音楽の中心地誰もが憧れる、音楽の最前線。街全体が極彩色に輝いており、どの路地にも音が溢れている。 圧倒的な明るさと熱量で影さえも塗り潰すような音楽が主流だが、近年その裏側——格差や孤独、欲望——を映したダークな楽曲も台頭しはじめている。光と闇が同居する街。
地下東京
もうひとつの都市音楽文化の爆発的な普及とともに地下ライブハウスが急増し、やがて地下空間に独自のストリートが形成された。 建築基準を無視した構造物が乱立しており、当局からは危険区域として問題視されている。また近年は違法ビードロの売買・摘発が相次ぎ、地上では報じられない別の「音楽産業」が水面下で動き始めている。
関西
星の降る土地琵琶湖周辺は古くから隕石が多く落下する地域として知られており、星鉱石を採集する「採星家」が多く暮らしている。採集された鉱物は東京へ送られ研究・開発に活用され、ビイドロ端末「poppin」の製造にも使われている。 隕石の衝撃で地盤が不安定なため建物が倒壊することも多く、違法増築を繰り返した結果として四方八方に伸びた「梅田楼」がこの街の象徴になった。 音楽文化はジャズに近く、自由なアドリブと個性の強いソロが特徴。関西出身のアーティストはその影響を色濃く受けており、楽器が前面に出た躍動感ある楽曲を奏でることが多い。そして関西人の地元愛は、他の追随を許さない。
